トップ > 太陽光発電6kWの発電量

太陽光発電6kWの発電量はどのくらい?
全国平均の年間・月別・都道府県別の目安(2026-09-01時点)

7,800
年間発電量の目安(kWh・全国平均)
650
月平均(kWh)
21.4
1日あたり(kWh)
約21万円
電気代換算/年(27円/kWh)*
☀️ 6kWシステムの期待発電量 = 平均日射量 × 365日 × 損失係数0.94 × 6kW(真南・傾斜30度の目安)。全国平均の1kWあたり年間1,300kWhをもとにしています。地域・方位・影で上下します。

太陽光発電6kWの1日の発電量は?

全国平均では1日あたり約21.4kWh(年間約7,800kWh ÷ 365日)です。ただしこれは1年をならした平均で、実際の1日の発電量は月と地域で下表のような幅があります。

条件1日あたりの発電量内訳
年間平均(全国)21.4 kWh年間約7,800kWh ÷ 365日
最も多い月(5月)25.6 kWh年間平均の約120%
最も少ない月(12月)16.5 kWh年間平均の約77%
日射量1位の宮崎県(年間平均)23.1 kWh年間約8,442kWh
日射量47位の青森県(年間平均)18.6 kWh年間約6,792kWh

いずれも月・年でならした平均値です。1日単位で見れば快晴の日は平均を上回り、雨や雪の日はごくわずかにしかならないため、実測を1日だけ見て判断せず、少なくとも1か月の合計で比べるのが確実です。日ごとの数字は「その月の平均(上表)」を基準にすると読み違えません。

「6kWで年間6,000kWh」と書いてあるサイトとの違い

6kWで検索すると、多くのページが年間約6,000kWh(1日 約16.4kWh)と書いています。これは1kWあたり年間1,000kWhという全国一律の概算(太陽光発電協会の目安として引用されることが多い値)に容量を掛けた数字です。当ページの掲載値は約7,800kWhで約30%大きく、見比べると食い違って見えます。どちらかが誤りなのではなく、置いている前提が違います。

6kWの年間発電量年間1kWあたり置いている前提
よく使われる概算約6,000 kWh1,000 kWh全国一律に丸めた目安。地域差・方位・機器を含まない
販売店の見積シミュ(係数0.85)約7,053 kWh約1,176 kWh損失を厚めに見込んだ建値
当サイトの期待値(係数0.94)約7,800 kWh約1,300 kWhNEDO日射量の47都道府県平均 × 住宅10軒の実測で較正した係数
実測10軒の分布約6,780〜8,700 kWh1,130〜1,450 kWh実際に住宅の屋根で1年間に出た量(検証の詳細
📏 見落とされやすいのは、実測10軒はいずれも1kWあたり1,000kWhを上回っていたことです(最も低い家でも約1,130kWh、6kW換算で約6,780kWh)。「1kWあたり1,000kWh」は保守側に置いた目安であって、健全なシステムの期待値ではありません。収支を厳しめに見積もりたいときは約6,000kWh、実際にどれだけ出るかを知りたいときは約7,800kWh、と使い分けると実態に近くなります。

1kWあたり年間1,000kWh(1日 約2.7kWh)は、太陽光発電の解説記事で最も広く使われている概算です。当サイトの約1,300kWhはNEDO日射量データベースの47都道府県平均から算出した値で、損失係数0.94は住宅用10軒の年間実績と突き合わせて較正しています(全10軒が±7%以内)。どの前提の数字を見ているかを知らないまま比べると3割ずれます。1kWあたりの発電量は地域でも1割以上動くので、ご自宅の判断は下の都道府県別の値で行ってください。

6kWは「実際に」どれだけ発電している? ― 見積シミュ・実測レンジ・異常のライン

上の数字は日射量から計算した期待値です。では実物の住宅ではどうか。当サイトは住宅用太陽光10軒の年間発電実績を集めて期待値と突き合わせた実測データ検証を公開しています。その結論を6kWに当てはめると下表になります。販売店の発電シミュレーション(建値)は損失を保守的に見込むため、健全なシステムでは実測が平均で約1割それを上回っていました。

6kWの見方年間1日あたり意味
販売店の見積シミュ(建値・係数0.85)約7,053 kWh約19.3 kWh保守的な値。健全なら実測はこれを平均約11%上回った
当サイトの期待値(係数0.94)約7,800 kWh約21.4 kWh実測10軒に合わせて較正した係数。全10軒が±7%以内に収まった
実測10軒の分布を当てはめた幅約6,780〜8,700 kWh約18.6〜23.8 kWh中心帯は約7,200〜7,800kWh(地域・方位・傾斜で変動)
注意して見るライン(期待値−10%)約7,020 kWh未満約19.2 kWh未満正常なばらつき(±7%)では説明しにくい水準
異常の可能性が高いライン(期待値−15%)約6,630 kWh未満約18.2 kWh未満影・パワコン故障・ストリング断線などを疑う
🔎 表をよく見ると、販売店の建値(約7,053kWh)は「注意して見るライン」(約7,020kWh)とほぼ同じ位置にあります。係数0.85の建値は期待値より約10%低いためで、これは「見積もりどおりに出ているから正常」とは限らないことを意味します。健全なシステムは建値を平均で約1割上回るので、建値ちょうどしか出ていない場合は、むしろ一度点検を検討する余地があります。検証の詳細と手順はオーナー10軒の実測データレポートへ。

実測レンジは全国10軒(個人ブログ・メーカー掲載事例・第三者集計)の1kWあたり年間発電量の分布を6kWに当てはめた参考値で、6kWのシステムを実測したものではありません。メーカー掲載事例は「よく発電した家」が選ばれやすく上振れする傾向があります。1日単位の実測は天候で大きくぶれるため、判断は1か月の合計で行ってください。設備の点検・交換の要否は施工店・専門業者の現地点検でご確認ください。

6kW(6キロワット)は結局どのくらい? ― kWとkWhの違い

6kW=6キロワットは太陽光システムの大きさ(発電する能力)を表す単位で、kWh=キロワットアワー実際に発電した電力量を表す単位です。「6kWhはどれくらい?」で探している場合も、多くはこの6kWシステムが生む電力量のことを指しています。目安は下のとおりです。

よく晴れた日の正午前後には瞬間的に6kW近い出力が出ますが、朝夕・曇天は下がり夜間はゼロなので、1日の合計が「6kW × 24時間」になることはありません。二人以上の世帯が実際に使っている電気が月約402kWh(都道府県庁所在市の実測で月約330〜631kWh・総務省「家計調査」2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均)であることと見比べると、6kWがどのくらいの規模かがつかめます。

太陽光6kWは屋根のどのくらいの広さ? ― 必要なパネル面積と枚数

もう一つの「どのくらい」は大きさです。太陽光の容量は標準試験条件(STC=日射1kW/m²)で定義されているため、必要なモジュール面積は推定ではなく「容量 ÷ 変換効率」という割り算で決まります。6kWなら下表のとおりです。

モジュールの変換効率6kWに必要なパネル面積畳に換算すると
変換効率 18%約33.3約20.6 畳
変換効率 20%(住宅用でよくある水準)約30.0約18.5 畳
変換効率 22%約27.3約16.8 畳
📐 同じ6kWでも、効率18%のモジュールと22%のモジュールでは必要な面積が約6.1m²(約3.7畳ぶん)ちがいます(約27.3m² ⇔ 約33.3m²)。屋根が狭くて6kWが載りきらないと言われた場合、容量を諦める前に効率の高いモジュールなら同じ面積で足りるかを確認する余地があります。メーカーのカタログは自社の1機種の枚数しか示さないため、この比較は横に並べないと見えません。
パネル1枚の出力6kWに必要な枚数実際の合計容量1枚あたりの面積*
300 W/枚206.00 kW約1.50 m²
350 W/枚186.30 kW約1.75 m²
400 W/枚156.00 kW約2.00 m²
450 W/枚146.30 kW約2.25 m²

* 1枚あたりの面積は変換効率20%として換算した参考値です。枚数は「6kW ÷ 1枚の出力」の切り上げなので、実際は屋根の形に合わせて枚数が前後し、合計容量も6kWちょうどにはならないのが普通です。ここで出るのはパネルそのものの面積で、屋根に必要な広さはこれより広くなります(架台の隙間、屋根の端からの離隔、天窓やアンテナの回避、影になる部分の除外)。載るかどうかは屋根の形状・方位・勾配・下地で決まるため、最終的な可否と枚数は施工店の現地調査でご確認ください。当サイトは施工・見積りは行っていません。

住宅用の6kWは10kW未満=余剰売電の区分で、10kW以上になると制度上の扱いが変わります。実際に建っている規模の分布(FIT公表データ 383,300件・2026-06-30時点の実測)は 太陽光発電10kWの発電量と、10kWを境に何が変わるか に掲載しています。

月別の発電量の目安(6kW・全国平均)

太陽光の発電量は5月前後がピークで、梅雨と冬に落ちる季節形状です。「夏が一番多い」は誤解で、パネルは高温で効率が落ちるため真夏はむしろ5月より少なくなります(詳しく)。

発電量の目安1日あたり相対
1月550 kWh18 kWh/日
2月618 kWh22 kWh/日
3月705 kWh23 kWh/日
4月759 kWh25 kWh/日
5月792 kWh26 kWh/日
6月658 kWh22 kWh/日
7月691 kWh22 kWh/日
8月752 kWh24 kWh/日
9月624 kWh21 kWh/日
10月604 kWh19 kWh/日
11月537 kWh18 kWh/日
12月510 kWh16 kWh/日

全国平均の季節分布(当サイト診断ツールと同一係数)で年間7,800kWhを月別に配分した値。豪雪地・多照地では形状が変わります。

6kWの1日の発電量は、季節と地域を重ねるとどこまで動く?

「1日にどれくらい発電するのか」を調べている人が本当に見たいのは、たいていいまの季節・いまの土地での数字です。ところが上の月別表は全国平均の季節形状、下の県別表は年平均で、どちらか片方だけでは実際の幅が出ません。この2つは掛け合わせて初めて意味を持ちます。6kWについて、その四隅を計算すると下表になります。

季節 × 地域1日あたりの発電量全国・年平均(21.4kWh)比
宮崎県(日射1位)の5月27.7 kWh年平均の約129%
青森県(日射47位)の5月22.2 kWh年平均の約104%
宮崎県(日射1位)の12月17.8 kWh年平均の約83%
青森県(日射47位)の12月14.3 kWh年平均の約67%
🧭 同じ6kWのシステムでも、宮崎県の5月(約27.7kWh/日)と青森県の12月(約14.3kWh/日)では約1.9倍ちがいます。ここで大事なのは、この幅はどれも「正常」だということです。冬に全国平均の1日あたり(21.4kWh)を大きく下回っても、それだけでは故障の証拠になりません。逆に言えば、「1日あたり◯kWh」という全国・年平均の一つの数字だけで自宅の発電量を判定すると、冬は必ず少なく、夏の多照地では必ず多く見えます。判定は同じ月・同じ地域の目安(上の月別表 × 下の県別表)と比べて行ってください。

季節配分は全国平均の形状(MFAC)を各県の年間値に当てはめた派生値で、県ごとの季節形状を実測したものではありません。日本海側の豪雪地は冬の落ち込みがこれより深く、太平洋側の多照地は浅くなります。また1日単位の実測は天候で大きくぶれるため、目安との比較は1か月の合計で行うのが確実です。お住まいの県の年平均は下の都道府県別表(1日あたりの列)でご確認ください。

都道府県別:6kWの年間発電量

47都道府県の一覧を見る(日射量順)
順位都道府県年間発電量(6kW)月平均1日あたり
1宮崎県8,442 kWh704 kWh23.1 kWh
2高知県8,442 kWh704 kWh23.1 kWh
3山梨県8,442 kWh704 kWh23.1 kWh
4岡山県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
5沖縄県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
6群馬県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
7香川県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
8静岡県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
9長野県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
10徳島県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
11和歌山県8,232 kWh686 kWh22.6 kWh
12愛知県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
13愛媛県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
14茨城県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
15熊本県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
16広島県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
17埼玉県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
18三重県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
19鹿児島県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
20千葉県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
21大分県8,028 kWh669 kWh22.0 kWh
22岐阜県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
23佐賀県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
24山口県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
25神奈川県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
26大阪府7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
27長崎県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
28東京都7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
29栃木県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
30奈良県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
31兵庫県7,824 kWh652 kWh21.4 kWh
32宮城県7,614 kWh635 kWh20.9 kWh
33京都府7,614 kWh635 kWh20.9 kWh
34滋賀県7,614 kWh635 kWh20.9 kWh
35福岡県7,614 kWh635 kWh20.9 kWh
36福島県7,614 kWh635 kWh20.9 kWh
37岩手県7,410 kWh618 kWh20.3 kWh
38島根県7,410 kWh618 kWh20.3 kWh
39福井県7,410 kWh618 kWh20.3 kWh
40北海道7,410 kWh618 kWh20.3 kWh
41石川県7,206 kWh601 kWh19.7 kWh
42鳥取県7,206 kWh601 kWh19.7 kWh
43富山県7,206 kWh601 kWh19.7 kWh
44山形県7,002 kWh584 kWh19.2 kWh
45新潟県7,002 kWh584 kWh19.2 kWh
46秋田県6,792 kWh566 kWh18.6 kWh
47青森県6,792 kWh566 kWh18.6 kWh

太陽光6kWで電気代はどれだけ減る? ― 電力エリア10社別

同じ6kWでも、お住まいのエリアの電気が高いか安いかで得られる金額は変わります。自家消費した1kWhの価値は「買わずに済んだ電気の単価」なので、電気が高い地域ほど太陽光の1kWhは高く効きます。下表は発電量を全国平均(年間約7,800kWh)に固定し、電力エリアの単価差だけを取り出したものです。

エリア(大手電力)自家消費1kWhの価値年間の電気代換算(6kW)
1北海道エリア
北海道電力
39.3 円約30.7 万円
2沖縄エリア
沖縄電力
37.5 円約29.3 万円
3四国エリア
四国電力
34.7 円約27.1 万円
4中国エリア
中国電力
34.0 円約26.5 万円
5東京エリア
東京電力EP
33.4 円約26.1 万円
6東北エリア
東北電力
32.3 円約25.2 万円
7関西エリア
関西電力
32.0 円約25.0 万円
8北陸エリア
北陸電力
31.4 円約24.5 万円
9中部エリア
中部電力ミライズ
31.3 円約24.4 万円
10九州エリア
九州電力
29.5 円約23.0 万円
💡 最も高い北海道エリア(39.3円/kWh)と最も安い九州エリア(29.5円/kWh)では、同じ6kW・同じ発電量でも年間で約7.6万円の差になります(約23.0万円 ⇔ 約30.7万円)。実際にはこれに日射量の地域差(上の県別表)が重なります。

* 全量を自家消費できた場合の上限の目安です。実際の自家消費率は30〜40%程度が一般的で、残りは売電(卒FIT後は8円前後)に回るため、手取りはこれより小さくなります。単価は各社公表の従量電灯単価(2025年10月改定反映)の第2段階+燃料費調整(2026年7月検針分)+再エネ賦課金(2026年度4.18円/kWh)で当サイトが統一計算した値で、燃料費調整は毎月変動します。10社の内訳は 電気代の地域差くらべ(大手10社の同条件比較) に掲載しています。実際の見積り・設置可否は施工店の現地調査でご確認ください。

太陽光発電6kWは家庭の使う電気に対して大きい?小さい? ― 自家消費率の上限

6kWの年間発電量(全国平均 約7,800kWh)は、二人以上の世帯がふつう1年に使う電気(約3,600〜6,600kWh)の約1.2〜2.2倍にあたります。金額に効いてくるのはここからです。自家消費に回せる量は、その家が1年に使う量を超えられません。ですので容量が使用量に対して大きいほど、自家消費率の上限そのものが算術的に下がります。下表は年間使用量ごとに、6kWの発電量が使用量の何倍になるか(=どれだけ余るか)と、自家消費率が最大でも何%までかを並べたものです。

年間使用量月平均6kWの発電量は使用量の自家消費率の上限
3,000 kWh250 kWh2.60約38%
3,600 kWh300 kWh2.17約46%
4,200 kWh350 kWh1.86約54%
5,000 kWh417 kWh1.56約64%
6,000 kWh500 kWh1.30約77%
7,200 kWh600 kWh1.08約92%
💡 年間4,200kWh(月350kWh)を使う家庭に6kWなら、発電量は使用量の約1.86倍。自家消費に回せるのは最大でも発電量の約54%で、残りは売電に回ります。上の「電気代換算」は全量を自家消費できた場合の上限なので、実際の手取りはこの割合のぶんだけ小さくなります。

* 年間トータルの量だけで比べた上限で、昼夜のずれ(太陽光は昼しか発電しない)は含んでいません。実際の自家消費率はこの上限よりさらに低く、住宅用では30〜40%程度が一般的です。昼の余りを夜に回したい場合は蓄電池の検討になります。世帯の使用量レンジは家計調査ベースの推定(二人以上の世帯で月およそ300〜550kWh=年約3,600〜6,600kWh・電気代の地域差くらべ参照)。ご自宅の年間使用量は検針票12か月分の合計で確認できます。

同じ6kWでも、県によって「家の電気をまかなえる割合」は約2.07倍ちがう

解説記事の多くは「6kWなら家庭の電気の◯割をまかなえる」と全国平均の発電量÷全国平均の使用量で書いています。ところが地域差は発電量だけでなくその土地の世帯が使う電気の量にもあり、両方が同じ向きに効くと差は二重に開きます。下は県別の年間発電量(NEDO日射量ベース)を、その県の県庁所在市の世帯が1年に使う電気(総務省「家計調査」二人以上の世帯・2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均)で割った、そのままの割り算です。

203%
最も高い 千葉県(千葉市)
98%
最も低い 福井県(福井市)
約2.07倍
上位県と下位県の開き(47県・容量によらず一定)
都道府県(家計調査の対象市)6kWの年間発電量世帯の年間使用量まかなえる割合
1千葉県(千葉市)8,028 kWh3,963 kWh203%
2山梨県(甲府市)8,442 kWh4,238 kWh199%
3群馬県(前橋市)8,232 kWh4,144 kWh199%
4沖縄県(那覇市)8,232 kWh4,157 kWh198%
5兵庫県(神戸市)7,824 kWh4,017 kWh195%
… 中略(下の一覧で47県すべて)…
43島根県(松江市)7,410 kWh6,401 kWh116%
44山形県(山形市)7,002 kWh6,134 kWh114%
45石川県(金沢市)7,206 kWh6,691 kWh108%
46富山県(富山市)7,206 kWh6,978 kWh103%
47福井県(福井市)7,410 kWh7,566 kWh98%
47都道府県すべての「まかなえる割合」を見る(6kW)
都道府県(家計調査の対象市)6kWの年間発電量世帯の年間使用量まかなえる割合
1千葉県(千葉市)8,028 kWh3,963 kWh203%
2山梨県(甲府市)8,442 kWh4,238 kWh199%
3群馬県(前橋市)8,232 kWh4,144 kWh199%
4沖縄県(那覇市)8,232 kWh4,157 kWh198%
5兵庫県(神戸市)7,824 kWh4,017 kWh195%
6宮崎県(宮崎市)8,442 kWh4,360 kWh194%
7東京都(東京都区部)7,824 kWh4,052 kWh193%
8三重県(津市)8,028 kWh4,198 kWh191%
9神奈川県(横浜市)7,824 kWh4,102 kWh191%
10長崎県(長崎市)7,824 kWh4,234 kWh185%
11埼玉県(さいたま市)8,028 kWh4,377 kWh183%
12愛知県(名古屋市)8,028 kWh4,415 kWh182%
13福岡県(福岡市)7,614 kWh4,202 kWh181%
14長野県(長野市)8,232 kWh4,593 kWh179%
15北海道(札幌市)7,410 kWh4,294 kWh173%
16岡山県(岡山市)8,232 kWh4,806 kWh171%
17静岡県(静岡市)8,232 kWh4,835 kWh170%
18高知県(高知市)8,442 kWh4,967 kWh170%
19熊本県(熊本市)8,028 kWh4,784 kWh168%
20京都府(京都市)7,614 kWh4,537 kWh168%
21栃木県(宇都宮市)7,824 kWh4,721 kWh166%
22愛媛県(松山市)8,028 kWh4,850 kWh166%
23鹿児島県(鹿児島市)8,028 kWh4,868 kWh165%
24大阪府(大阪市)7,824 kWh4,766 kWh164%
25奈良県(奈良市)7,824 kWh4,853 kWh161%
26茨城県(水戸市)8,028 kWh4,988 kWh161%
27宮城県(仙台市)7,614 kWh4,758 kWh160%
28大分県(大分市)8,028 kWh5,032 kWh160%
29和歌山県(和歌山市)8,232 kWh5,396 kWh153%
30滋賀県(大津市)7,614 kWh5,030 kWh151%
31広島県(広島市)8,028 kWh5,325 kWh151%
32岐阜県(岐阜市)7,824 kWh5,327 kWh147%
33新潟県(新潟市)7,002 kWh4,770 kWh147%
34香川県(高松市)8,232 kWh5,680 kWh145%
35佐賀県(佐賀市)7,824 kWh5,403 kWh145%
36岩手県(盛岡市)7,410 kWh5,173 kWh143%
37徳島県(徳島市)8,232 kWh5,775 kWh143%
38山口県(山口市)7,824 kWh5,636 kWh139%
39福島県(福島市)7,614 kWh5,577 kWh137%
40秋田県(秋田市)6,792 kWh5,274 kWh129%
41鳥取県(鳥取市)7,206 kWh5,698 kWh126%
42青森県(青森市)6,792 kWh5,383 kWh126%
43島根県(松江市)7,410 kWh6,401 kWh116%
44山形県(山形市)7,002 kWh6,134 kWh114%
45石川県(金沢市)7,206 kWh6,691 kWh108%
46富山県(富山市)7,206 kWh6,978 kWh103%
47福井県(福井市)7,410 kWh7,566 kWh98%
💡 日射量の順位だけを見ると読み違えます。兵庫県は日射量では47県中31位ですが、神戸市の世帯が使う電気が年4,017kWhと少ないため、まかなえる割合では5位まで上がります。逆に香川県は日射量7位に対し割合は34位で、高松市の年5,680kWhという使用量の多さが効いています。最下位の福井県は日射量が39位・使用量が年7,566kWhと両方が不利な側に重なり、6kWでまかなえるのは約98%です。

* 割り算に使った発電量は県別の日射量から出した年間の期待値(このページ上の県別表と同じ値)、使用量は総務省「家計調査」(家計収支編・二人以上の世帯)の都道府県庁所在市ランキング2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均の年間使用量です。家計調査の値は県庁所在市(東京都は都区部)のもので、県全体の平均ではありません。世帯人数・オール電化かどうか・住宅の広さで実際の使用量は大きく変わるので、ご自宅の数字は検針票12か月分の合計に置き換えてご覧ください。またこれは年間トータルの量だけの比較で、太陽光が昼しか発電しないこと(=夜の分は買う必要があること)は含んでいません。実際に自家消費できる割合は上の「自家消費率の上限」よりさらに低く、住宅用では30〜40%程度が一般的です。上位県と下位県の開きが容量によらず一定なのは、どの容量でも同じ日射量と使用量を掛け合わせているためです。

わが家の実測は、この目安の何%?

パワコンや検針票の実測値と期待値を比べると、設備が健全かどうか(歩留り)がわかります。容量6kW・お住まいの県を入れるだけ。無料の診断ツールでどうぞ。

▶ 歩留り診断ツールで確認する(無料)

目安より少ないときの原因チェック

実測データで見る「正常な発電量」オーナー10軒の年間実績と異常の見分け方 影の影響一部の影でも発電量は大きく下がる パネルの汚れ・清掃汚れでどれだけ下がる?洗う価値は? パワコンの不調・寿命10年超は要注意。交換費用の目安 発電量の急落急に減ったときの切り分け手順

ほかの容量の発電量

太陽光発電3kWの発電量年間 約3,900 kWh(全国平均)太陽光発電4kWの発電量年間 約5,200 kWh(全国平均)太陽光発電5kWの発電量年間 約6,500 kWh(全国平均)太陽光発電7kWの発電量年間 約9,100 kWh(全国平均)太陽光発電8kWの発電量年間 約10,400 kWh(全国平均)太陽光発電9kWの発電量年間 約11,700 kWh(全国平均)太陽光発電10kWの発電量年間 約13,000 kWh(全国平均)太陽光発電12kWの発電量年間 約15,600 kWh(全国平均)太陽光発電15kWの発電量年間 約19,500 kWh(全国平均)太陽光発電20kWの発電量年間 約26,000 kWh(全国平均)容量別 発電量の一覧(3〜20kW)全容量を1枚の表で比較

▶ 容量別の発電量一覧(3kW〜20kW)をまとめて見る

よくある質問

太陽光6kWの1日あたりの発電量は?

全国平均では1日あたり約21.4kWhが目安です(年間約7,800kWh ÷ 365日)。5月前後のピーク月は平均の1.1〜1.2倍、11〜12月は0.8倍程度まで季節変動します。

太陽光発電6kWで1日の発電量が目安より少ないのは異常?

住宅用10軒の実測検証では、健全なシステムは期待値の±7%以内に収まりました。ですので6kWで年間約7,020kWh(1日平均約19.2kWh)を下回るなら注意、約6,630kWh(1日平均約18.2kWh)を下回るなら影・パワコンの故障・ストリング断線などの異常が疑われます。注意したいのは判断の基準で、販売店の見積シミュ(係数0.85前後・6kWなら年間約7,053kWh)は期待値より約1割低く作られており、健全なシステムは実測がそれを平均で約1割上回ります。つまり「見積もりどおりだから正常」とは限りません。なお1日単位の値は天候で大きくぶれるため、判断は1か月の合計で行ってください。

太陽光6kWの月間発電量はどのくらい?

全国平均で月あたり約650kWhが目安です。最も多い5月は約792kWh、最も少ない12月は約510kWh程度です。

太陽光6kWの1日の発電量は、冬や日射の少ない地域だとどこまで下がる?

全国・年平均の1日あたりは約21.4kWhですが、これは1年と全国をならした値です。月別の季節形状を県別の年間値に掛け合わせると、日射1位の宮崎県の5月で約27.7kWh/日、日射47位の青森県の12月で約14.3kWh/日となり、同じ6kWでも約1.9倍の幅があります。この幅はどれも正常な範囲で、冬に全国・年平均を大きく下回ること自体は故障の証拠になりません。異常かどうかは同じ月・同じ地域の目安と比べ、1日ではなく1か月の合計で判断してください。なお季節形状は全国平均を各県に当てはめた派生値で、日本海側の豪雪地は冬の落ち込みがこれより深くなります。

6kWと6kWhは何が違う?

kW(キロワット)は太陽光システムの大きさ=発電する能力、kWh(キロワットアワー)は実際に発電した電力量です。6kWのシステムが発電する量は全国平均で1日あたり約21.4kWh、1か月で約650kWh、1年で約7,800kWhが目安です。発電するのは日中だけで出力も時間帯で変わるため、1日の合計が「6kW×24時間」になることはありません。

太陽光6kWで電気代はどれくらい安くなる?

発電した分をすべて自家消費できた場合の上限で、年間およそ23.0〜30.7万円です(全国平均の年間約7,800kWh × 自家消費1kWhの価値29.5〜39.3円/kWh)。幅があるのは電力エリアで電気単価が違うためで、電気が高い北海道エリアと安い九州エリアでは同じ6kWでも年間で約7.6万円ちがいます。実際の自家消費率は30〜40%程度が一般的で、残りは売電(卒FIT後は8円前後)に回るため、この上限より小さくなります。

太陽光発電6kWは一般家庭には大きすぎる?

二人以上の世帯が1年に使う電気は家計調査ベースで約3,600〜6,600kWh(月およそ300〜550kWh)で、6kWの年間発電量は全国平均で約7,800kWhです。使用量の約1.2〜2.2倍にあたるため、余剰が構造的に出る規模です。見落とされがちなのは、自家消費に回せる量がその家の年間使用量を超えられないことです。年間4,200kWh(月350kWh)を使う家庭の場合、6kWの自家消費率はどんなに使っても最大で約54%が上限で、昼夜のずれを考えると実際はさらに低くなります。残りは売電に回るため、「電気代が年◯万円減る」という上限の数字がそのまま手取りになるわけではありません。

太陽光6kWで家の電気はどのくらいまかなえる?

県によって約98%〜約203%と、2.07倍の開きがあります(年間トータルの量で比べた場合)。最も高いのは千葉県で、6kWの年間発電量が約8,028kWhなのに対し千葉市の世帯が使う電気は年約3,963kWh。最も低いのは福井県で、発電量が約7,410kWhに対し福井市の使用量は年約7,566kWhです。日射量の少なさと使用量の多さが同じ県に重なると差は二重に開きます(逆に兵庫県は日射量31位でも、神戸市の使用量が年4,017kWhと少ないため割合では5位です)。解説記事でよく見る「◯割まかなえる」は全国平均どうしの割り算なので、住む土地によって上下します。なお太陽光は昼しか発電しないため、実際に自家消費できる割合はこの数字よりさらに低くなります(住宅用で30〜40%程度)。使用量は総務省「家計調査」(二人以上の世帯)の県庁所在市の値で、県全体の平均ではありません。

太陽光6kWに必要な屋根の面積は?パネルは何枚?

太陽光の容量は日射1kW/m²の標準試験条件で定義されるため、必要なパネル面積は「容量 ÷ 変換効率」で決まります。6kWなら変換効率20%で約30.0m²(約18.5畳)、効率18〜22%の幅で見ると約27.3〜33.3m²です。枚数は1枚300Wなら20枚、400Wなら15枚、450Wなら14枚が目安になります。これはパネルそのものの面積で、実際の屋根は架台の隙間・端部の離隔・天窓やアンテナの回避のぶんだけ広さが要ります。載るかどうかは屋根の形状・方位・勾配で決まるので、最終判断は施工店の現地調査でご確認ください。

6kWの年間発電量を約6,000kWhと書いているサイトもあります。どちらが正しい?

どちらも前提が違うだけで、誤りではありません。約6,000kWhは「1kWあたり年間1,000kWh」という全国一律に丸めた概算に6を掛けた値で、地域差・方位・機器を含みません。当サイトの約7,800kWhは、NEDO日射量データベースの47都道府県平均に損失係数0.94を掛けた期待値です。この係数は住宅用10軒の年間実績と突き合わせて較正しており、その10軒はいずれも1kWあたり1,000kWhを上回っていました(最も低い家でも約1,130kWh)。つまり1,000kWhは保守側の目安です。収支を厳しめに見たいときは約6,000kWh、実際に出る量を知りたいときは約7,800kWh、自宅の判断はお住まいの県の値、と使い分けてください。

6kWの発電量は地域でどれくらい違う?

1位の宮崎県(年間約8,442kWh)と47位の青森県(約6,792kWh)では年間で約1,650kWhの差があります。お住まいの県の目安は本ページの県別表から確認できます。

実際の発電量がこの目安より少ないときは?

方位・傾斜・影・パネルの汚れ・パワーコンディショナの不調などが原因になり得ます。当サイトの歩留り診断ツールで「期待値の何%出ているか」を数値で確認できます。

電力量(kWh)から調べる場合

ここは設備の大きさ(kW)から発電量を調べるページです。「20kWhってどのくらい?」のように電気の量(kWh)を調べたい場合は、電力量から調べるをご覧ください。一般家庭の使用量・電気代・家電の使用時間に換算しています。

この6kWがつくる量に近いのは —— 1日 約21.4kWh なら 20kWhはどのくらい? / 30kWhはどのくらい?年間 約7,800kWh なら 5,000kWhはどのくらい? / 10,000kWhはどのくらい?

電力量別のページ:1kWh3kWh5kWh8kWh10kWh15kWh20kWh30kWh50kWh100kWh300kWh500kWh1,000kWh3,000kWh5,000kWh10,000kWh

この数値について

NEDO日射量データベースに基づく平均日射量から当サイトが試算した一次データです。出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 発電量ベンチ https://hatsudenbench.com/kw/6kw/」)。

発電量ベンチ|日射量出典: NEDO METPV/MONSOLA 平均日射量データベース(当サイト集計値)。2026-09-01時点。* 電気代換算は全量自家消費・1kWh=27円の概算。実際の発電量は設置条件・機器・気象で変わります。